珈琲教室でカッピング力を鍛えよう! 珈琲教室でカッピング力を鍛えよう!
珈琲教室でカッピング力を鍛えよう!

珈琲教室でカッピング力を鍛えよう!

更新日:2016年2月7日

いつもありがとうございます。ドリップ抽出に必要な技術や道具の説明をシリーズでお話しいたしましたが、いかがでしょうか? 少しは参考になりましたでしょうか? 文面だけの説明ではなかなかわかるというところまではいかないですが、その中に少しでもヒントになるようなことがあれば、と思います。

カッピング

カッピング

結局、コーヒーは飲んで味覚で楽しむ飲み物ですので、いくらネット等で情報を入れても、熱心に本を読んで知識を深め、技術を磨いても、最終的には味覚(感性)とカッピング力を鍛えなければなりません。

そのコーヒーが良いか悪いか、どんな味が感じられるのか、どんな香りが感じられるのか、などの判断が出来なければ、どんなに良いコーヒーを淹れても感じ取る感覚(味覚、臭覚など・・)がなければ何もならないのです。

では、味覚を育てるにはどうしたらよいのでしょうか?

知識と技術とカッピング力を三位一体で実践し続けることですが、特にカッピング力をつけることが一番重要です。

カッピング教室

カッピング教室

私の教室では、まず知識(コーヒー豆の説明や淹れ方等)を説明して、それを抽出(技術)して、出来上がったコーヒーを試飲(カッピング)し、みんなでいろいろな評価や意見を言い合います。

教室は8名前後で行い、それぞれが2杯のコーヒーを入れますので、一回の教室で16杯のカッピングが同時にできます。

全部で6回講座ですので、終了するまでに96カップの試飲が出来るのです。そういうことを繰り返すことで自分の味覚が修錬され鋭くなっていきます。

また、教室で使用する豆は、良質で新鮮で良い焙煎がなされた物を使用しなければいけません。良質で新鮮な豆には上質な酸味、苦味、甘味、コク、香りが含まれているので、飲み込んでいく内にそれらを感じ取ることが出来るようになります。

しかし、低質な豆や古い豆ではそれらの味が含まれていませんので、いくら味覚を磨こうと思っても感じ取ることが出来ないのです。

よって味の判断が出来ず、味覚が育たないということになります。味覚は上質なコーヒーをたくさん試飲することによってのみ育つのです。インスタントラーメンを1万杯食べても、チェーン店の牛丼を1000杯食べても味覚は育ちません。

まずは、良いコーヒーの香味をたくさん感じるように努めてください。そうすれば、自分に合った美味しいコーヒーを感じ取れるようになります。

こうして説明していくと、難しいと思われる方が多いと思いますが、カッピング力を習得するのには少し時間と経験が入りますが、「美味しいコーヒーを淹れる」ということはそれほど難しくはありません。

少しの「基本」さえ守っていただければ簡単です。また、基本さえ習得すれば、いろいろなコーヒーが淹れられるようになりますし、自分が飲みたいコーヒーも簡単に美味しく淹れられるようになります。

文章や口頭で説明するのは大変難しいので、基本を習得するには、やはり実戦形式のコーヒー教室に来ていただくのが一番です。

教室

そこで、今回は4月から始まる二つのコーヒー教室をご紹介いたします。

【待夢珈琲店 珈琲教室】

◎「おいしいコーヒーの淹れ方」・・基本編

今、美味しいコーヒーは家庭で淹れて楽しむ時代です!ドリップコーヒー、サイフォンコーヒー、エスプレッソコーヒーなど…、世界ではいろいろなコーヒーが飲まれています。本格的なレギュラーコーヒーを家庭で淹れる事を「難しい!」と思っていませんか?美味しい珈琲はちょっとしたコツを学ぶだけで誰にでも簡単にます淹れる事ができます!

毎月いろいろな珈琲を飲み比べながら、家庭で手軽に自分にあったコーヒーを淹れるための抽出や技術、知識を楽しみながら学びます。初心者の方には初めの一歩にもなる6回講座です。 ご一緒に珈琲の世界を一廻りしてみませんか。

【定 員】8名前後
【講 師】コーヒーマイスター 今井利夫
【場 所】待夢珈琲店
【時 間】19:30~21:15
【受講料】6ヵ月分9000円 (教材費別途1000円)
【期 間】H28.4月~9月までの、月一回、時間はpm7:30~9:15くらいまでの6回講座
【内容】「基本編 コーヒー教室」
【場所】〒509-6124
岐阜県瑞浪市一色町4-48-3
待夢珈琲店
TEL&FAX(0572-68-7516)かメールでお申し付けください。曜日は要相談ですので、まずはお気軽にご相談ください。

また、中日文化センター栄でも教室があります。

【講座名】「世界のコーヒーカップとコーヒー」
【講 師】SCAJ認定コーヒー・マイスター(No.169)今井 利夫
【内容】最近はコーヒーブームといわれ、いろいろなスタイルのコーヒーが飲まれています。コーヒーを楽しんで飲むには、何と言っても良いコーヒーカップは欠かすことが出来ません。

「コーヒーは主役、カップはわき役」といわれています。
しかし、脇役次第で主役がどれだけ映えるかわかりません! せっかく良いコーヒーを淹れても、カップが欠けていたり、湯飲み茶わんだったり、紙コップやプラスチックの容器では、まったく味気ないものになってしまいますね。
世界で一番上質なコーヒーを楽しんでいる日本は、実はコーヒーカップにおいても、その草分け的な先駆者なのです。その昔、コーヒーが最もおいしいと感じられる「白磁のカップ」は、中国と日本でしか作られなかったのです。16,17世紀のヨーロッパでは、日本の有田の陶器(古伊万里)でコーヒーを楽しんでいたのです。

その後、マイセンが錬金術師を使い白磁の生成に成功しましたが、初めは柿右衛門の柄など日本の絵柄を模写し製作したので、マイセンの陶器には日本的な模様が多くみられます。今回は、世界のコーヒーカップを知り、世界の優良コーヒーやスペシャルティコーヒーをドリップで淹れて楽しみます。
世界の数あるコーヒーカップから自分に合ったマイカップを見つけませんか?

4/5 第1章
コーヒーカップとその歴史
5/31 第2章 
ドイツのコーヒーカップ
6/7 第3章
イギリス・ボンチャイナのコーヒーカップ
7/5 第4章
フランスとイタリアのコーヒーカップ
8/2 第5章
ロイヤルコペンハーゲンのコーヒーカップ
9/6 第6章
日本のオールドノリタケ

【定 員】20名前後
【講 師】コーヒーマイスター 今井利夫
【場 所】名古屋栄 中日文化センター
【日にち】毎月第一火曜日(5月はGWのために31日になります)
【時間】10:30~12:00
【受講料】6ヵ月分13200円+消費税 (別途、教材費3000円)
【期間】H28.4月~9月までの6回講座

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