おかげさまで おかげさまで
おかげさまで

おかげさまで

更新日:2013年10月20日
新店舗オープン

新店舗オープン

いつもご覧いただきありがとうございます。今回は、新店舗の報告と読者からの質問の回答です。
『待夢珈琲店 新店舗オープン』
~ご挨拶~
・・おもてなし・・
1977年、瑞浪市上野町に始まり、時代と共に形やスタイルを少しずつ変え、
10月4日、3度目の新店舗に移転オープンしました。
新鮮で体によい良質な珈琲」と、「くつろぎと安らぎの空間」をコンセプトに珈琲の魅力をより多くの方に知っていただけるように、コーヒーメニューをより充実しました。

「温故知新」

アンティークで落ち着いた雰囲気の店創りに努め、皆様に珈琲の香りも楽しんでいただけますように、全席禁煙にいたしました。

店内写真2
店内写真3

今まで以上に、一手間も二手間も手をかけ、心を込めて、一杯一杯、丁寧にお淹れし、「おもてなし」の心を持って皆様をお迎え、お待ち申し上げております。

待夢珈琲店 

…尚、詳しい写真や情報はインスタグラム・Facebookの「待夢珈琲店」にてご覧ください!

~~~~~~~
さて、ご質問がきていましたので、お答えしたいと思います。
≪お断り≫
コーヒーの世界は広く、見る角度によって全く違う結果、お話になってしまいますので、答えは一つではないので、多くの答えの中の、「一つの考え」とご理解いただくと良いと思います。

【質問】
「コーヒーは一日何杯くらいまで飲んでもいいのでしょうか?よく夜、珈琲を飲むと眠れなくなるといいますが本当ですか?カフェインの問題なのでしょうか?カフェインレスの珈琲なら問題ないかも教えてください。」

【回答】
質問ありがとうございます。コーヒーを飲むとよく眠られないという話を聞きますね。それは、コーヒーに含まれるカフェインによる覚醒効果です。コーヒーにはたくさんの薬用効果がありますが、コーヒーに多く含まれる「カフェイン」による薬用効果がほとんどです。カフェインは「薬」として登録されています。

「薬」には適量があります。適量ならば「薬」となりますが、摂りすぎると「毒」となりますね。
そうです!カフェインは摂りすぎると「死」に至るのです。「エッ!」と思われる方も多いでしょうが、一度に「10g」接種すると致死量に達するといわれています。

では、「10g」とは、コーヒーをはじめとする我々が飲む飲料ではどの位の量に当たるのでしょうか。・・・以下のようになります。

コーヒー1カップ(100mg前後)で約100杯
紅茶1カップ(30mg前後)で 約400杯
煎茶、一杯 (20mg前後)で約500杯
コカ・コーラ 350ml缶 (45mg前後)で約220缶

いかがですか?とても一度に飲める量ではありませんね。安心してお飲みください。

また、カフェイン効果には個人差があります。その効果はアルコールとよく似ています。少しの酒を飲んでもでも酔ってしまう人と、どれだけ飲んでも酔わない方がいますね。

これと同じで、少しのカフェインでも目がさえて眠られないカフェイン過敏症の方と、どれだけコーヒーを飲んでも、まったく関係なく良く眠られるカフェインに強い方がいます。よって、適量は個人差があり人によって違うのです。

カフェインレスのコーヒーならばカフェイン過敏症の方にはよろしいと思いますが、カフェインを抜く工程に薬品などが使われていますのでどうでしょうか?

それに、コーヒー最大の魅力は「香りが良く、健康で美味しい」です。

私は今まで、カフェインレスコーヒーの新鮮でおいしいコーヒーに出会ったことがありませんが・・・・?

アメリカではカフェインレス・コーヒーが多く飲まれていますが、毎日大量に摂取するのでカフェインが適量を越してしまうのでしょうね。まず自分の適量を知り、毎日うまく付き合うことが大切ですね。

では、カフェインの効果は何時間くらい持続するのでしょうか?ほとんどの方は、約2時間といわれています。敏感な方でも4時間もすればすっかり抜けてしまうそうです。

ですから、夕方6時にコーヒーを飲んでも10時には眠れますのでご安心ください。カプセルなどに入れず、何も工夫をすることもない薬で、そんなに効果が持続するものはありませんので・・。

また、私たちは紅茶や緑茶などお茶をよく飲みますね。お茶にもカフェインが多く含まれています。よく、コーヒーと紅茶、どちらがカフェインが多いの?と聞かれます。

◎コーヒーのカフェイン含有量(豆の重量に対し)
- アラビカ種(0.9~1.4%)
- カネフォラ(ロブスタ)種(2~3%)

◎紅茶のカフェイン含有量(茶葉の重量に対して)
- 約3%
~重量においては、カフェイン含有量は紅茶のほうが多いですね。

では、1カップで考えてみたらいかがでしょうか?
◎ コーヒーは、カップ1杯(120ml)に対して約12gのコーヒー豆を使用します。
・カフェイン含有量(カップ1杯あたり)
- 約100mg前後となります。

◎ 紅茶はカップ1杯に対して使う茶葉は約3g前後を使用します。
・カフェイン含有量(カップ1杯あたり)
- 約30mgなります。

いかがですか!一杯あたりにすると、コーヒーのほうが断然カフェインの量が多くなりますね。
それだけ薬用効果も高いと考えるか、負担と考えるかは個人差がありますね。

いずれにしても、自分とカフェインとの関係を知って、毎日の生活において、楽しく美味しく健康にお付き合いしてください。」何回も申しあげますが、「コーヒーは世界で一番飲まれている飲み物」なのですから。

【世界のコーヒー飲みの猛者】

■バルザック・・・1799年5月20日 – 1850年8月18日)、19世紀フランスを代表する小説家
「コーヒーだけが、想像力豊かなこの労働機械の活動を再々うながす黒い油であった」

かなりのコーヒー党で、バルザック自身もコーヒーを入れるのが上手だったそうです。夜中に大量(50~60杯と言われている)の濃いコーヒーを飲んではひたすら執筆する生活を、およそ20年もの間続けたという彼の生き様が、この言葉からも伺える 

■ヴォルテール・・・1694年11月21日 – 1778年5月30日、 フランスの哲学者であり、作家、文学者、歴史家

一日80杯もコーヒーを飲んで85歳まで生きたことは有名な話です。

  • Twitter