豆香洞リバーレイン店・・ホームページより抜粋
いつもありがとうございます。福岡珈琲の旅3軒目は、今全国で最も注目されている若手No.1、豆香洞(とうかどう)の後藤直紀さんを訪ねました。
後藤さんはいろいろなことにチャレンジしてみえ、素晴らしい経歴の持ち主です。豆香洞さんのホームページよりざっと紹介いたしますと・・・。
「後藤直紀」
1975年神奈川県横浜市生まれ 福岡県福岡市育ち
趣味:読書・料理・包丁砥ぎ
イベント会社勤務中コーヒーの焙煎を独学で学ぶ。
独立開業を目指し東京の老舗「バッハコーヒー」で田口護氏に3年間師事。
焙煎理論・技術を中心に、素材や製品の検証技術、抽出の基礎理論、
店舗運営やサービスの基本、コーヒーマンとしての心構えを学ぶ。
1年間コーヒー教室の講師を務めながら無店舗でコーヒーの豆を販売。
2008年6月 福岡県大野城市白木原に「豆香洞コーヒー」をオープン。
バッハコーヒーグループ所属
日本スペシャルティコーヒー協会会員
【コーヒー関連の保有資格】
■CQI認定 Qグレーダー
Coffee Quality Institute Certified Q Grader
■アメリカスペシャルティコーヒー協会(SCAA)認定 カップ審査員
Specialty Coffee Association of America Certified Cupping Judge
■全日本コーヒー商工組合連合会(JCQA)認定 コーヒー鑑定士
(商品設計マスター・生豆鑑定マスター・品質管理マスター)
J.C.Q.A. Certified Master in Coffee
■日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)認定 アドバンスドコーヒーマイスター
Specialty Coffee Association of Japan Certified Advanced Coffee Meister
【賞暦 】
・2013年 「World Coffee Roasting Championship 2013(フランス・ニース)日本代表」 優勝
・2012年 「ジャパンコーヒーロースティングチャレンジ2012」 優勝
その他
・2015年 「ローストマスターズチャレンジ2015(九州チーム)」 優勝
・2012年 「ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ2012」 全国8位
・2010年 「ローストマスターズチャンピオンシップ2010(九州チーム)」 優勝
・2010年 「ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ2010」 全国6位
・2010年 「UCCコーヒーマスターズ2010九州大会」ペーパードリップ部門 準優勝
・2009年 「ジャパンカップテイスターズチャンピオンシップ2009」 全国3位
☆営業時間
「一号店」:白木原店 11:00~19:30 (定休日 毎週水曜日・第二第四木曜日)
「二号店」:博多リバーレインモール店 10:30~19:30(年中無休)
私は、リバーレインモールに新しくオープンした2号店の店に伺いました。とてもきれいなビルに様々なこだわりの選別された店が何店舗も入っているモールで、自然ダシなどで有名な「茅乃舎」も入店していました。
豆香洞さんは地下にあり、ドリンク用の客席はカウンターのみで、どちらかというと豆の販売が中心の店創りをしていました。店はとても明るくカラフルで洗練されたセンスを感じました。また、コーヒーの提供の仕方も凝っていて、各コーヒーごとにわかりやすく説明カードが添えられていました。
若者のコーヒーや喫茶店離れといわれている時代ですが、この店なら若者に受け入れられると感じました。若者や女性が気軽に一人でも来店でき、この店のこのシチュエーションで飲んでいる自分の姿を想像して満足出来るのでは?と、そういった事を思わせてくれるような店の様相、スタッフの対応、コーヒーカップ、提供の仕方、味と香りなどを総合的に良い提供をしているように思いました。素晴らしいです! 若者を呼び込む店創りのモデル珈琲店と推奨したいです。
提供の仕方にセンスが光る
コーヒーは注文されてから一杯一杯、ペーパードリップで丁寧に淹れられていました。また、ドリップステーションを使用して、下側からライトを照らし、コーヒーのエキスが透明できれいに見えるように演出していました。
オランダ製焙煎機ギーセン
焙煎機は最近注目のオランダのGIESEN(ギーセン)社製のものを使用しているとのことでした。半熱風のギーセンの特徴は、蓄熱性が高いため、豆の芯まで火が入りやすく、風味がとても良いといわれています。私は深煎りのケニアを注文しました。
やはり、綺麗な味わいで深煎りの苦みの中にもすっきりした酸味が効いていて、舌離れの良い透明なエキスでした。香りも良く、綺麗な味わいでおかわりしたくなるエキスでした。深煎り特有のゴツン! とし味を目指していないということはすぐに感じました。
他のコーヒーも飲んでみたかったのですが、時間もなく、これまでにすでに8杯くらいのコーヒーを短時間で飲んでいますので控えました。
ご一緒した小坂章子(ライター)さんと江崎正憲(江崎コーヒー)さん
いずれにしてもこれからの福岡・・いや! 日本をリードしていく店の一つとなるでしょう。私のように40年近く珈琲店を営んできた店は、とかくお客の年齢層が高くなり、若者の感覚と離れてしまいがちなのですが、豆香洞さんを訪問して若者に支持される店創りを改めて勉強させられました。ありがとうございました。いつまでもご活躍ください。大いに期待しています。
