COE【カップ・オブ・エクセレンス】とは
COE【カップ・オブ・エクセレンス】は、その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のものに送られる賞で、中南米を中心に各国で コンテストが行われています。
国内予選を勝ち抜き、国際審判員により風味・品質に焦点を当て、ユニークで稀有な『最高のコーヒー』として87点以上を獲得した、わずかなコーヒーだけに称号が授与されます。
雑味がなく、際立つ最高品質のコーヒーだけが持つ特有の風味、口に含んだ量感、心地よいアロマと、活き活きとした甘さが引き立つフレーバーを兼ね備えています。
メキシコCOE「ランチョ・ビエホ農園」
メキシコ「ランチョ・ビエホ農園」は、2025カップオブエクセレンスを受賞したコーヒーです。
農園では、完熟したチェリーをパルピングし、2段階のアナエロビックファーメンテーションを行い、黄金色に輝くパーチメントを乾燥させて仕上げています。 シルキーな質感と濃厚な甘さがこれらによってもたらされると言います。
【アナエロビックファーメンテーションとは】
近年、コーヒーの生産処理における「発酵」がフレーバーに大きく影響することが明らかになり、新しい精製方法として注目されています。従来のNaturalやWashedといった製法とは大きく異なり、「豆の発酵」というプロセスに重点を置くことで、これまでにない個性的な風味を生み出します。その味わいは、ワインやウイスキーを思わせるような、複雑で奥行きのある香りが特徴です。
【カップコメント】
アナエロビック製法によって生まれる、甘さと芳醇な酸味、そして豊かなフレーバーが特徴です。
芳醇な香りと、マンゴーやプラムなど優しい甘酸っぱさに、ブラウンシュガーを思わせる甘みが感じられます。
メキシコCOE「ランチョ・ビエホ農園」
- 農園名:ランチョ・ビエホ農園
- 品種: Anacafe 14
- 標高 :1500m
- 産地:Veracruz
- プロセス:アナエロビック
- 得点:87.58点(8位)
エルサルバドルCOE「エルデュラスノ農園 パカマラ種」
エル・デュラスノ農園は、エルサルバドル北西部のサンタ・アナ県、メタパンという自治体にあります。
海抜1,900メートルの高度に位置しており、コーヒーは2月中ほどから4月末まで収穫されます。
寒い気候のためチェリーの成熟に時間がかかるので、しっかりとした脂肪豊かなコーヒーに仕上がります。
しかも、今世界でも注目の、香味が素晴らしい「パカマラ種」です。
【カップコメント】
レーズンやsweetチョコの甘味、アップルやブラックチェリー、シトラス系のフルーティで華やかな風味特性を感じます。バランスの良いクリアーで上品なCOEコーヒーを是非お楽しみください。
エルサルバドルCOE「エルデュラスノ農園 パカマラ種」
- 地域: チャラテナンゴ、ノルテ、ラ・パルマ
- 品種: パカマラ
- 標高 :1900m
- 精製方法:ウォッシュド
- 87.02点(8位)
ブラジルCOE「ファゼンダ・モエテ農園」
パウロ・レモス・メネゼス氏は、バレンシア州ピアタ県 シャパダ・ディアマンティーナ地方にあるモエテ農園の オーナーです。 チェリーはハンドピックで収穫され、収穫後最大2日以内にウェットプロセスで処理されます。ウェットプロセスとは、コーヒー豆を洗浄機に通して浮遊果実を分離し、 分離機を備えた脱穀機で脱殻します。その後、乾燥のために屋根付きのコンクリート製のパティオに運ばれます。乾燥は、パティオに最初に付着した水分と下層の果肉が長時間接触することでカビや雑菌が発生しないように、頻繁にひっくり返しながら丹念に行われます。ウェットプロセス中の各工程と パティオの手入れは、農園全員の献身的な努力を要する最優先事項です。
【カップコメント】
“ Diamantina(ジアマンティーナ)” と呼ばれる今注目の産地からの入賞ロットです。
ナッツやキャラメル、仄かにカモミールのフローラルさも感じる奥行きのある香り。
冷ますとシトラス、ハチミツを想わせるまろやかな甘さに、チョコレートの余韻が印象的です。
ブラジル最高品質の入賞コーヒーをどうぞお楽しみください。
ブラジルCOE「ファゼンダ・モエテ農園」
- 農園名:ファゼンダ・モエテ農園
- 品種: カトゥアイ144
- 標高 :1280m
- 産地:バレンシア州ピアタ県
- プロセス:パルプドナチュラル(ウェットプロセス)
- 得点:88.21点(10位)
